今日議会に来ましたら、机に「横浜市人口ニュース」が置かれていました。
6月1日現在で、人口総数「371万9千535人」対前年同月比1万569人増えています。
先日議会の最終日は5月29日、横浜大空襲の日でした。議場で全員が大空襲の犠牲者に対する哀悼の意味を込めて黙とうしました。
日本が始めた戦争によって、こどもたち市民が米軍の無差別爆撃によって犠牲となった横浜大空襲。市民への無差別爆撃は日本がポツダム宣言を受諾するまで終わることなく全国各地の都市に実行されました。
そのアジア太平洋戦争を始めたハワイの真珠湾への攻撃を日本が実行する前の年度である1940年10月1日の横浜市人口は、96万8千91人とあります。
戦争が終わった二年後1947年度は、すでにベビーブームが始まっていたというのに81万4千379人で、戦争の惨禍によって亡くなった人々や、焼け野原の横浜で住めなくなった方々も多かったのかと想像します。
横浜市の人口統計は、1889年(明治22年)市制が施行されてから始められているようですが、当時11万6千193人から着実に伸びてきた中で、戦争の時期の人口減少は誠に悲しいものです。
今後横浜の人口が減少に転ずるとされていますが戦争によるなどという空恐ろしい事態には絶対にさせてはならないと思います。
安倍政権の進める戦争法案は廃案しかありません。