横浜市いじめ問題専門委員会が、原発事故避難生徒へのいじめに関する調査を行い報告した、いじめ防止対策推進法第28条第1項にかかる重大事態の調査報告書の開示文書を手にした。
前回の一面が黒塗りの資料から、今回の開示状況は内容が幾分かは読めるものとなっていた。
調査の「Ⅱ、結果について」のうち「(1)本事案の経過」のP.5,6,7は、
という状況から、今回は、
と、開示されて、そこには、2年生の転入してきた早い時期から
「同じクラスの(特定の」児童から執拗に追い回されたり、鬼ごっこの鬼をわざとやらされたり、『○○菌」と呼ばれたりするいじめを受けた(担任が目撃し注意した)。
という経過が記されているのがわかる。
これらのことが、何故黒塗りにされていたのか。
小さな小学2年生が、住み慣れた地域や友達とも離れて、知らない土地で転入した学校で受けたいじめ。孤独で、訴えるすべも未熟な中でうけたいじめ。担任教師が対応していたことに救われる思いだ。それでも一度受けた心の傷は、そうそうは癒えるはずもない。当人の苦しみを思うと、いたたまれない。本当に申し訳ない。