福島第一原発事故由来の放射能汚染汚泥などの運び出しは、3月25日(土)から始まり3月31日(金)までに完了する。
①学校雨水利用施設内に沈殿した汚泥、指定廃棄物(8000ベクレルを超えるもの)等は、市立学校43校分で、約10トン。
②学校で発生した、マイクロスポット対応除去土壌は、市立学校17校分で、約3,200㎏。
③保育園のマイクロスポット対応除去土壌は、保育園9施設で、約200㎏。
この移動については、①は教育委員会教育施設課が、②は教育委員会健康教育課が、③はこども青少年局保育・教育運営課が、それぞれ責任を持って、運搬事業者と一緒に、保管庫まで行くということだ。
①は、ゲート車を使用する。防護服を着ての作業ではないとの教育委員会の説明。②、③はゲート車ではないとのこと。
運び込んだ後の管理については、三者でどのように責任を持って管理していくのか検討課題とのこと。
①については、これまで同様、環境省と共に教育委員会教育施設課が年に一度放射線量の計測をしていく。
ばらばらにそれぞれが運び込むことや、その後の管理のあり方が決まっていないなど、放射能汚染物質の取り扱いの複雑さ、誰が責任者なのかが明確にならない深刻な事態を実感する。
国や東電が責任を明確にする時だ。