今日の神奈川新聞の報道で、北綱島特別支援学校の「分教室」の時限措置を、横浜市教育委員会が撤廃する方針に変更したことが分かった。
保護者のみなさんが、地域の方々や教職員と一緒になって、議会や教育委員会そしてマスコミにも働きかけて、自分たちのことだけではない、全ての子どもたちが安心して豊かに学べる横浜の教育をと、一生懸命に取り組んでこられた結果だと思う。
まずは、良かった!
しかし、記事にもあるが、「分教室である限り、教育環境が維持される保障はない」と子どもたちの保護者の方々は訴えて、閉校の撤回を求めている。
私たち党市会議員団も、この地域の肢体不自由の子どもたちの学びの場を奪う閉校にはきっぱりと反対してきた。これからも、閉校の撤回を求めて取り組んでいく決意だ。
今朝、古谷議員(教育委員会担当)と一緒に教育委員会特別支援教育担当から説明を受けたので、内容を報告する。
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説明の資料は、9月30日に行われ、10月11日に予定されている北綱島特別支援学校保護者説明会のもの。
1、管理職及び教職員の体制
北綱島分教室は、上菅田特別支援学校の学校長が責任者となるので、緊急対応が必要な場合を考えて、総合的な判断ができる管理的な立場の人員を配置する。副校長レベルか。
2、医療的ケアについて
嘱託看護師は、今の児童生徒数で3人は同じ。養護教諭2名は同じ。
3、給食
普通食から、刻み、ミキサー食まで必要とする食形態で提供する。
4、スクールバス
同様の利用ができる。
5、進路指導
現状通りの進路指導を維持し、上菅田特別支援学校の進路担当者と連携し、より充実させる。
6、分教室及び対象児童生徒
2019年4月の左近山特別支援学校(仮称)の開校に合わせて分教室を開級。
①2019年3月末時点で北綱島特別支援学校に在籍し、引き続き、通学を希望する方。
②2010年の県立横浜北部方面特別支援学校(仮称)の開校までの間は、港北区・鶴見区・都筑区の一部(詳細は今後検討」に在住する新就学児のうち、希望する方。
③2020年以降は、港北区・鶴見区の一部(詳細は今後検討)に在住する新就学児のうち、希望する方。(都筑区については、県立及び市立若葉台、上菅田似て受け入れていきます。)
7、今後の検討について
県教委と連携し、今後の児童生徒の状況(東部・北部地域)をふまえて、県立学校の今後の動向を見据えつつ、学識経験者の意見、保護者の声を聞きながら、不安を取り除いていく。
保護者説明会を終えてから、教育委員会議で報告したいとのことだ。
ゆっくりと時間をかけて検討する。ともかく、2026年の閉級は期限を定めないとの説明だった。
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保護者の方からも、これからも頑張るとのお話を伺った。
私たちも頑張ります!!