老朽化が進む1950~60年代に建設された市営住宅は、今後、一斉に建替や大規模改修の時期を迎える。
一時期に建て替えが集中するのを避けて、先行して建て替えを実施するなどの考え方を定めて、効率的、効果的な市営住宅の再生を進めて行くこととするとして、横浜市は基本的な考え方(素案)を示した。
これについての市民意見を募集している。
野庭住宅では、エレベーターの設置や住戸改善は行わず、法定耐用年限前に先行して、優先的に建て替えを行うとしている。
野庭住宅については、共産党も住民の方々と一緒になって、長年エレベーター設置を要望してきた。
この間、エレベーター設置を要望しつつ、エレベーター設置だけでは、きちんとしたバリアフリーにならないことから、早期の建て替えを要望してきた。
議会でも、真のバリアフリー化へ向けての質問要望を行ってきた。
今回優先的に先行して再生されるのは、野庭住宅の他に、
・磯子区洋光台住宅や、金沢区瀬戸橋・六浦・瀬ケ崎等。