11月23日勤労感謝の日に、サーロ節子さんは母校である広島女学院大学で講演をされた。私は、この講演は何としても聞きたいと、弾丸で広島に帰った。
「キリスト主義女子教育と平和〜私が受け取ったもの、あなたに託したいもの〜」とのタイトルで行われた講演。
会場は申し込みで参加された市民1100人で満場。
私も、申し込みが始まった9月に申し込んで参加ハガキを手にした。
同い年の大学学長である湊晶子学長からの強い要望で、カナダのトロントからおいでいただいた86歳のサーロー節子さん。
大きな張りのある声で、自らの被爆体験を語り、全米や世界各地での語り部活動、国連での活動とノーベル平和賞授賞への思いを語られ、核兵器廃絶への「希望と勇気と粘り強さを持って、粘り続けましょう!」と講演の最後を締めくくられた。
私は、「変えられる!あきらめない!」という自分の政治信条を改めて励まされた思いがした。
湊学長は、イエス・キリストの「平和を実現するものは幸いである」との言葉を紹介され、平和はどこかからやって来るものではなく、民族をこえ国をこえて、一人ひとりが責任を持ってつくっていくものと語られた。
サーローさんは、会場からの質問に応えられながら、最後に今日のブログのタイトルに私が選んだ
「沈黙は悪い政治を続けさせることである」
の言葉でお話を締めくくられた。
満場の拍手、鳴り止まぬ拍手。サーローさんと湊学長が抱擁。
感動。
私が広島に行くことを応援してくださった皆様に、感謝!感謝!
お話が終わったので、湊学長とサーローさんのツーショット一枚とらせていただいた。ありがとうございました。