パブリックコメント募集(市民意見募集)がされることが分かった。
基本コンセプトは「横浜イノベーションIR」″横浜を世界のデスティネーション(目的地)へ”というもの。
初めて、基本コンセプトが出されたのではないだろうか。
写真は、概要版。詳細が書いてある98ページもののパンフレットもある。
まだ、完成形ではないけれど、常任委員会に報告された。
しかし、
これまで、市民説明会でも出されていた
「横浜IRの経済的・社会的効果等」として、
●インバウンドを含むIRへの訪問者数
2,000万人~4,000万人/年」も
●IR区域内での消費額
4,500憶~7,400憶円/年も
開設時:7,500憶~1兆2,000憶円
運営時:6,300憶~1兆円/年も
●雇用創出効果(間接効果含む)
運営時:77,000~127,000人/年も
書かれていないのだ。
そして肝心かなめの、
820憶~1,200憶円(納付金、入場料収入、法人市民税、固定資産税、都市計画税)
が、書かれていない。
繰り返し、財政が厳しくなると市民に説明している。
それで、今回のパブコメの資料に掲載しないとは。
この点では、自民党の議員からも「市民がIRの効果を理解するためにも書くべきだ」との声があり、
カジノへの賛否に違いはあってもここは一致した。
また、このページにある、「安全・安心対策の横浜モデルの構築」とあるが、依存症などのリスクに対応するための費用も全く書かれていない。
市民が冷静に判断する材料としてふさわしくない。
この点では、立国フォーラムの議員と一致。
今日の常任委員会の議論を取り入れて改良されると期待したい。
市民のパブコメへの参加は、今後の横浜市のIR設置に係ってくるので、大いに参加していただきたい。