日野南にあった国家公務員住宅跡地に、特別養護老人ホーム「泉の郷日野南」が開所した。
国有地などの活用で特養ホーム開設を
日本共産党は、国会でも私たち横浜市会でも、都市部の特養建設には土地取得の負担があまりに大きくてなかなか開設が進まないので、国などの公有地を活用して無償貸し付けを行い特養の開設を後押しするようにと求めてきたが、近年この手法での開設が相次いでいる。
港南区には、国家公務員住宅が多くあり、閉鎖したところが増えて、その跡地の有効活用が進んでいる。今回の泉の郷日野南で、三か所目となる。
内覧が行われるということで、訪問したのが3月28日。
厳しい低所得の方の利用
今回のご案内に、「生活保護の方もご相談ください」と書かれていたので、「厳しいのは生活保護利用にはなっていないぎりぎりの方々ですが」と、お話しさせていただいた。早速、施設のケースワーカーさんをご紹介いただき「いつでもご相談ください」と言っていただいた。
コロナ禍の中での開所で、あいさつは泉の郷からのみ。
町内会の方の施設利用
各連合町内会長さんが紹介された。町内にできても町内の方が入所できるとは限らないのが、厳しいところだが、施設内の多目的ルームは利用できるということだ。
所内を見学。
個室環境となっている。
居室内天井にカメラとセンターが設置されているので、人員配置の少ない夜間でも、ベットからの移動などが察知できるということだ。
ユニットごとにある食堂リビングルーム。各個室でくらしている利用者さんはここに集まって食事などする。
ユニットごとに名前がついている。
医務看護室。こちらは看護師さんの部屋。
ご案内くださった方々は男性が多く。体格も屈強な感じと思った。
大変な仕事です。仕事内容に見合った処遇が、重要と実感。
自動で入れるなど、色々なお風呂がある。
屋上テラス。訪問されたご家族との団らんもできる。日野南の町並みが見える。今年は終わっていたけれど桜の花も見えた。
丁寧な説明を受けて、帰途につく。
帰り道は土砂降りの雨だった。
介護の現場は人の命を預かる重要な任務である。
介護の現場の仕事に見合った処遇を国に求める
それに見合った処遇が本当に求められると改めて実感した。
泉の郷日野南の皆さま、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。