8月22日(日)に投開票された横浜市長選挙で、市民と野党の共同候補である山中竹春候補(立民推薦、共産・社民・新社会・緑が支援)が、菅総理が全力で支援した小此木八郎氏、現職市長や国会議員、元知事経験者など、知名度の高い他候補を破って初当選を果たしました。
横浜のどこにもカジノをつくらせないと宣言する新市長の誕生です。
カジノ反対、科学的なコロナ対策求める声を受けて
山中さんの勝利には、カジノ誘致をめぐる広範な市民と野党の共同のたたかいが重要な役割を果たしました。
193,193筆のカジノの是非を問う住民投票条例制定の直接請求運動を通じて集まったエネルギーがこの選挙戦でも大きな力を発揮し、市民と野党の共同候補を押し上げる確かな力となりました。
同時に、不十分なコロナ対策やオリンピック強行など、菅政権に対する市民の強い怒りが寄せられたのも大きな特徴でした。
菅政権への支持率が急落する中で、当初は「圧勝」と見られていた小此木氏が失速し、市民と野党の共同候補である山中竹春候補が政権批判票の大きな受け皿となりました。
日本共産党は、市民と他の政党・会派のみなさんとともに、山中新市長のもとで力を合わせてカジノ誘致に終止符を打ち、コロナ対策の抜本拡充や市民要求実現のために全力をつくします。