東日本大震災の復興財源に消費税という話が政府・民主党内部で出ているとの報道。
3年程度の間、3%引き上げるとか。冗談ではない。
消費税はまさに生きていくことに丸ごとかかってくる税金である。
着の身着のまま避難した被災者にもかかってくることを考えないのだろうか。えんぴつ一本、お豆腐一丁みんなかかる。以前のように、宝石や高級車にかけられていた物品税とは違う。
その前に考えて、実行してほしい。
まずは、米軍への思いやり予算に私はメスを入れていくべきと思う。5年間で1兆円と聞いた。米軍基地内のゴルフ場整備管理や、グアムへの移転費用を私たちの税金でまかなうことはない。それから、法人税減税、証券優遇税制の延長で2兆円。これは利益にかかるもので、消費税のように一定の売り上げがあれば赤字でも自腹を切って納税する税金とは質が全く違う、もうかっているところへのお手盛りである。大企業と大資産家には復興支援に使ってくださいと自ら減税を辞退してもらいたい。