2月21日市政ウオッチングを実施しました。
介護保険制度の中で特別養護老人ホームの待機者が減るという兆しはありません。
駅のホームや,バスの広告に有料老人ホームが次々できている様子が見えますが、多くの入所希望に応えるものにはなっていないのでしょうか。
近くにあっても家族に入所の事情が発生するまであまり身近では無いけれど、入所するのはなかなか難しい感じがする老人ホームをもっとよく知ろうと3種類の老人ホームを見学するウオッチングを企画しました。
最初に訪問したのは港南区下永谷にある有料老人ホーム「コモンズ」です。施設の方がにこやかに出迎えてくださり、最後まで丁寧に説明をしていただきました。
小規模なので,アットホームな感じです。
特定施設入居者生活介護、介護予防特定施設入居者生活介護を実施しています。建物の一階にはクリニックが入っていますので,日常の診療はこちらが利用できるとのことでした。
結構広いので部屋に自分の家具なども持ち込めるということです。ただし車イスの稼働スペースを確保することです。
個室での入居で,夫婦での入居もできます。介護認定がされていれば親子での入居も可能との説明がされました。実際にいらっしゃったそうです。
ここは、入所する時に「一時入居金」を20.1㎡の1人用個室なら2,000,000円納めて、月額利用料が205,000円。これに、介護保険に係る利用料を認定に応じて納めます。
要介護5なら自己負担が26,763円というわけです。他に諸雑費が必要ですが,数千円ということでした。
ウオッチング参加者からは、なかなか月々が支払えない金額だ、最初の入居金が他と比べて低いがそれでも厳しいとの声が出されました。
お忙しい中,テキパキと丁寧に説明いただいて雰囲気もよくわかりました。「コモンズ」のみなさんに心から感謝いたします。
ありがとうございました、