新しいNHKの経営委員会委員を決める人事案が国会にかけられる。
顔ぶれにびっくり。
作家の百田尚樹氏は憲法9条を恥ずかしめる人。雑誌で安倍首相と対談して意気投合。
哲学者長谷川三千子氏は右翼・改憲団体「日本会議」の代表委員。総裁選挙では「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」の発起人。
日本たばこ産業顧問の本田勝彦氏は安倍首相の小学生時代に家庭教師を務めた。
海陽学園中等教育学校校長の中島尚正氏の学園は安倍首相に近い財界人の肝煎りでつくられた。
ただ1人再任されたJR九州会長の石原進氏は「原発推進」を繰り返し訴えている。
NHKの経営委員は、視聴者の代表であるべきだ。公共放送の生命線である「公正・公平」を計るために全力ではたらいて欲しい。
これほどまでに露骨にお気に入りの思うがままの人事案を出した事があっただろうか。
ここまでやられると、NHK視聴料納めるのも如何なものかと考えてしまう。
権力もつ政権党に対してきちんともの言えるジャーナリズム精神を発揮できる私たち国民のための公共放送でなければ,視聴料払う意味が無い。
政党助成金が政治を腐らせている。