福島県に11月20日21日と二日間行ってきました。
一番印象に残っているのは,住民の生命財産を守る地方自治体、国の責務という事です。
「守ってあげられなかった」と悔しそうに話された浪江町の馬場有町長。原発から30キロ離れて,大丈夫と思っていた場所が一番放射線量が高い場所だった。
日本の原発事故で,国は放射性物質の拡散状況を秘密にして,住民を被曝させました。
福島第一原発の爆発事故の衛星画像を持っていたにもかかわらず、東電にその情報を秘密にし、東電の事故対応が混乱し大幅に遅れました。しかしそのどちらの情報もアメリカには提供していたとのこと。
年間150日も横須賀に停泊している原子力空母GW(ジョージワシントン)が搭載している原子炉の出力ワット数は、福島第一原発の1号炉に匹敵するとずっと言われています。
でも、軍事機密で正確な事はわかりません。情報は秘密にされています。日本政府は知ろうともしません。
その横須賀から港南区は上大岡駅で13キロメートルです。
横浜市の市長は国の事と原子力災害への対応をはかろうとしません。30キロ圏内に横浜市がすっぽりと入るというのに。
今でも、「特別管理秘密」として41万2931件(共産党の田村参議院議員が国会で明らかに)です。
あれも秘密これも秘密で,国も横浜市も住民の生命財産を守れるのでしょうか。