みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
まあ、聞いてください

おひな祭りに想う

2014年3月3日

SH3E0271今日はおひな祭りです。

女の子を大切に思う日です。

両親、祖父母とみんなに囲まれてお祝いしてもらっている女の子もたくさんいるでしょう。

でも、1人でその日を過ごしている子もいるかも。ウチの娘もかな?

いずれにせよ全ての彼女が幸せであるように、願わずにはいられません。

ところで、今日、朝のNHKのあさいちで、「“消えた赤ちゃん”の真相を追う」を取り上げていた。

健康状態を確認する『乳幼児健診』の受診がなく、所在がつかめない乳幼児が数多くいることが明らかになっている問題である。

横浜市の最新の調査では608人、去年末の新聞社の調査では全国で4176人とのこと。

虐待との関連性がある場合もあり、実際に事件も起こっており、様々な取り組みが自治体で始まっている。

2年前、未受診だった4歳の女の子が衰弱死する事件が起こった愛知県豊橋市の取り組みが紹介された。

通常の保健師訪問では面会がかなわなかった家庭をフォローする専任の保健師を配備、他部署とも連携しながら所在把握に努めているとのこと。

繰り返しの訪問の姿を見て、専門の保健師の配置でこそと実感した。

奈良県宇陀(うだ)市では、所在不明乳幼児をゼロにすることに成功。

なんと、家のドアを開けてもらうために「商品券」を活用。さらに訪問を続けて職員が親子との関係づくりをしている。

また虐待どころか、懸命に子育てしていて頑張っているのに、健診に行かなかったお母さんが紹介されていた。

そこには「子育てを他人に評価されることが怖い」というママの気持ちがあった。

ああ!ここにも「自己責任論」が。

小泉さん安倍さんあなた方の責任は重いよ。

ひとりぼっちの子育てからママを開放すること。

子どもは社会の宝という当たり前のメッセージを、行政も国も施策を持って予算をとって実行することが、子どもの生命を守るためにまずできることではないかと強く思った。

保健師さんの配置を、乳幼児訪問が充分にできるようにすること。

横浜市の608人を追うことのできる配置がはたしてあるのか?

また、保健師さんのこの問題での研修も必要と感じた。

そして、子どもの医療費無料化を国の施策として実行するべし。

教育費の無償化をまず高校までは実行するべし。ですよ!!

公務員を減らすことや、給料削減にばかり熱心なのは、本当の住民の福祉の向上に働く自治体の役割を忘れているのでは?

 

さて、命の問題で、原発問題。遅ればせながら、孫さんのメッセージを送ります。

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