乗本先生は、第一次安倍内閣での集団的自衛権行使の議論と問題点のなかで、集団的自衛権の限定容認論の化けの皮がはがれたと話されました。
軍事力の行使によって全世界の国民の平和的生存権は守れないと乗本先生明快です。
また、安倍内閣では「米国に向かう弾道ミサイルを我が国が撃ち落とせる場合には撃ち落とすべきであるということが我が国の政治目標」といっています。この目標達成するには集団的自衛権を認めるしかありませんが、この問題でも明快です。
北朝鮮から米国に向かう弾道ミサイルは、米国東海岸に向かうものは北極圏を通り、米国西海岸に向かうものは、ロシア上空からカムチャッカ半島上空を通過するので日本は迎撃できないのです。