今日、4月27日、横浜市教育委員会に、学校雨水利用施設の汚泥(校舎に降った雨水をトイレの洗浄水として再利用する雨水利用施設に溜まっていた汚泥)の問題(この汚泥が福島第一原子力発電所の放射能事故によって、8000ベクレルを超える高い放射能汚染状況であることから、環境省に指定廃棄物として登録申請をし、ドラム缶に入れられて学校内に保管されている)について、
「学校・保育園の放射能対策 横浜の会」が教育委員会への署名提出するので、そこに同席した。
懇談には、当該校のママたち5人と会の代表2人。週刊誌記者1名、新聞記者1名。そして、共産党は古谷議員と私。民進党の川口議員と麓議員。無所属の井上議員も参加。
一刻も早く、子どもたちのいる場所から移動させてほしいと2086筆署名が1ヶ月で集まっていた。
教育委員会は、「安全に管理している」が基本的な姿勢で、市民からの「移動させようと思わないのか」との問いかけにもまともに答えない。
「学校にこんなものが置いてあると知って、耳を疑った」「子どもはからだが小さいし、放射線の影響を受けやすいのに、その子どものいる場所にあるのが信じられない」「43校にあることで、全ての学校に安全を徹底するために使う労力を考えれば、一か所に集めて管理する方がミスが起きにくいし、親としても安心」「教育委員会を信じたい」
など切実な声が、1時間以上に渡って出されたが、全く答えは出されないまま。「出されたご意見はしっかりと受けとめ、伝えていく」と教育次長への報告が確認された。
「環境省との懇談で、横浜市と話し合うといわれたが、話はあったのか」の私からの問いに対しては、「連絡は無い」と上田部長。環境省のあのお詫びは何だったのか。
学校は安全な場所のはず、そこで安心して子どもたちが過ごせるよう、汚染汚泥入りドラム缶は、一刻も早く学校からの撤去を。
左の写真は、ポンプ室に置かれている現場。人の立ち入りがある場所。ドラム缶の前は、私と一緒に調査をしたあさか由香さん。
以下は、横浜市放射線対策本部のホームページから該当部分です。
学校雨水利用施設の汚泥を保管している横浜市立学校の定期的な放射線量測定