三輪定宣日本教師教育学会会長を招いて、ウイリング横浜で講演会を開きました。
はじめにドキュメンタリー「学びの場が消えていく」をみなさんと観ました。
定時制高校の相次ぐ廃校で、学びの場が消されていき、学ぶ意欲を持つ子どもの切り捨てが実行されている神奈川県内の状況が描かれていました。
三輪定宣先生から、現代のこどもたちに起きていること、その現実に正面から向き合えない学校現場の実態が話されました。
小・中・高校生たちの生の声を聞く取り組みが、今の教育の問題を浮かび上がらせ、何をするべきかを示していると話されました。
日本の教育予算のGDP比割合をOECD経済協力開発機構参加の先進30カ国の平均にすると、今の予算の2倍になり、少人数学級も、中学校給食も、高校授業料無償化を実現出来ると話されました。
これからの未来を支える子どもたちの全面的な成長発達を実現するために、私たち大人は、市にも県にも国にも「子どもたちに夢を」「子どもたちの希望を奪わないで」と正々堂々と言っていかなければと思いました。三輪先生、遠くからありがとうございました。
ご参加の皆様ありがとうございました。