5月21日(月)付の日本教育新聞社発行の「日本教育新聞」の一面に、「性的少数者の高校生3割が自傷行為経験」の記事が掲載されていた。
性的少数者に該当する高校生の31.7%が自傷行為をしたことがあると回答しているということだ。
性的少数者に該当しない生徒でも12.0%が自傷行為をしたことがあるという。
この問題での無回答は、性的少数者の生徒で、16.2%。 そうでない生徒で29.9%。答えられない、答えないなというのも、深刻だ。まだうんと傷ついたままでいるのではないだろうか。
「男は男らしく、女は女らしく」といった発言を受けたかどうかという設問もあった。これにも、無回答の割合は、性的少数者の生徒で38.6%。該当しない生徒で61.7%。物言えない社会、嫌な思いをして言いたくもない気分かもしれない。
これらの出された数値は、もっと、この問題でもオープンに話せる社会にすることが大事だなと思った。若者の生きやすい社会をつくっていく第一歩ではないだろうか。
あまりに息苦しい。自由に物言えない社会だ。
【写真は、友人宅の庭から移植して8年目に、ちゃんと根付いて咲いているのに今日気づいた「八重のドクダミ草」】