港南区内の状況
7月28日(土)9時38分に設置されていた港南区の災害対策警戒本部は、7月29日(日)の午前7時10分には、廃止された。
区内では、笹下3丁目他などで、約500軒の停電被害が発生した。
避難準備・高齢者等避難開始の発令
即時避難勧告対象区域(急傾斜地・土石流)として、港南区内では7区域、29世帯73人。
港南区では直接伝えることが行われている。
港南区では、この地域以外に近年災害が発生している2つの区域で、4世帯8人にも発令された。
しかし、中区の10区域480世帯898人。南区の16区域295世帯590人という数字は、情報伝達の厳しさを実感せざるを得ない。
市域全体では、対象世帯は2,969世帯、6,401人。
大きな人的被害が無く台風12号は西日本方面に去っていった。
防災スピーカー
いずれにしても、街角への防災スピーカーの設置が急がれる。
以下は横浜市総務局危機管理室からの最終報
平成30 年台風 12 号の対応等について(最終報)
1 市災害対策警戒本部の設置状況等
設置日時:平成 30 年7月 28 日(土)9時 38 分
※ 区災害対策警戒本部設置 全区
廃止日時:平成 30 年7月 29 日(日)7時 10 分
※ 区災害対策警戒本部についても全区廃止
2 被害状況 (1) 人的被害
なし
(2) 建物被害
なし
(3) その他被害(8件) ア 停電(5件)
・ 磯子区森五丁目ほか:約 700 軒
・ 港南区笹下三丁目ほか:約 500 軒
・ 旭区上川井町ほか:約 700 軒
・ 瀬谷区卸本町:100 軒未満
・ 都筑区東山田町、港北区高田西一丁目ほか:約 800 軒
イ その他(3件)
・ 鶴見区岸谷三丁目:倒木
・ 鶴見区岸谷三丁目:倒木による門扉の破損 ・ 青葉区美しが丘四丁目:看板落下
3 避難準備・高齢者等避難開始の発令(対象区域等の内訳については別紙参照) (1) 即時避難勧告対象区域(急傾斜地・土石流)
111 か所(14 区)、対象世帯:2,689 世帯、対象人数:5,720 人 (金沢区、栄区は 16 時 00 分発令、その他の区は 17 時 00 分発令)
(2) 過去の災害履歴等を勘案し発令した区域(17時00分発令)
3か所(港南区、磯子区)、対象世帯:6世帯、対象人数:14人
(3) 土砂災害発生の恐れがある区域(17時00分発令)
1か所(中区)、対象世帯:3世帯、対象人数:5人
(4) 河川の洪水による浸水が想定される区域(16時00分発令)
境川流域(瀬谷区)、対象世帯:271世帯、対象人数:662人
(5) 対象世帯数、対象人数の合計
15区、対象世帯数:2,969世帯、対象人数:6,401人
※ 上記の避難準備・高齢者等避難開始は、7月29日6時10分までに全て解除しました。