9月20日(金)横浜市会本会議で、カジノIR誘致のための調査費を含む補正予算が、」自民・公明の賛成多数で可決した。
すべての会派が、賛成・反対のそれぞれの立場から、討論を行い、その立場を鮮明にした。
日本共産党は北谷まり議員が、反対討論に立った。カジノ誘致判断前に市民意見を聞く場を設けたいと市長が答弁したのは、1年前の12月議会。北谷議員の質問に答えたものだ。
その場を設けることもなく、突然の誘致宣言が行われ、市民の怒りが沸き起こっている。
本会議に先立って、市役所を人間の輪が取り囲んだ。
「横浜にカジノはいらない」の市民の声が響いた。
市長は、市民が誤解しているので、丁寧に説明したいと繰り返し答弁してきた。しかし、市民は誤解なんかしていない。良く分かって反対している。市民をリスペクトしていればこんな言葉は出ないと思った。
これからますます、反対の声は大きくなるだろう。
横浜港運協会の藤木会長が、今回の補正予算の可決を受けてステートメント(声明)を出された。
「台風15号による甚大な被害が横浜港、金沢区福浦地区に出ている最中に、博打場をつくるための予算を必死で押し通す、このセンスが理解できない。与党の責任は大きいと思う。我々も被害を被ったが、もっと甚大に被災された方々に申し訳ない思いです」と怒りの思いが表明された。そして、
「市が博打場を作ることをあきらめるまで、命を懸けた闘いは続けます」との決意を述べていらっしゃる。
「横浜にカジノはいらない」ますます、本格的な市民の闘いが始まる。
様々な取り組みをリスペクトし、さらに世論を広げ私自身力を尽くしていく決意だ。
今日はこれから、上永谷駅ヨーカ堂前の広場で、カジノ誘致撤回の宣伝を行う。