みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
お知らせ 議会で

横浜IRのパブリックコメント始まります!3/6(金)~4/6(月)

2020年2月17日

IMG-8951都市整備局から、「横浜IRの方向性(素案)」が出され、

パブリックコメント募集(市民意見募集)がされることが分かった。

基本コンセプトは「横浜イノベーションIR」″横浜を世界のデスティネーション(目的地)へ”というもの。

初めて、基本コンセプトが出されたのではないだろうか。

写真は、概要版。詳細が書いてある98ページもののパンフレットもある。

まだ、完成形ではないけれど、常任委員会に報告された。

しかし、

これまで、市民説明会でも出されていた

「横浜IRの経済的・社会的効果等」として、

 

●インバウンドを含むIRへの訪問者数

2,000万人~4,000万人/年」も

 

●IR区域内での消費額

4,500憶~7,400憶円/年も

 

IMG-8952●経済波及効果(間接効果含む)

開設時:7,500憶~1兆2,000憶円

運営時:6,300憶~1兆円/年も

 

●雇用創出効果(間接効果含む)

運営時:77,000~127,000人/年も

書かれていないのだ。

 

 

 

そして肝心かなめの、

IMG-8953●地方自治体への増収効果

820憶~1,200憶円(納付金、入場料収入、法人市民税、固定資産税、都市計画税)

が、書かれていない。

繰り返し、財政が厳しくなると市民に説明している。

それで、今回のパブコメの資料に掲載しないとは。

この点では、自民党の議員からも「市民がIRの効果を理解するためにも書くべきだ」との声があり、

カジノへの賛否に違いはあってもここは一致した。

 

また、このページにある、「安全・安心対策の横浜モデルの構築」とあるが、依存症などのリスクに対応するための費用も全く書かれていない。

市民が冷静に判断する材料としてふさわしくない。

この点では、立国フォーラムの議員と一致。

今日の常任委員会の議論を取り入れて改良されると期待したい。

市民のパブコメへの参加は、今後の横浜市のIR設置に係ってくるので、大いに参加していただきたい。


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