総理大臣が、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を拒否した問題で、6人を除外する前の名簿を見てない、と総理大臣。見たのは99人の分だけで、官房長官は、添付資料をちゃんと見ていなくて、ではないかと。
つまり、俯瞰的総合的に総理が判断したのではなく、99人分をちらっと見て、ハンコをポンと押したってことですね。
で、学術会議の推薦に基づいて総理が任命、なのに、どこかで、誰かが、6人を除外した。
では、誰が法を犯して、除外したのか。
では、どなたが法を犯して、推薦名簿から6人を削除したのでしょう。
まさか「私や妻が・・・」のパターンではありませんよね。
今回の事態を、すり替えて、学術会議の改革とか何とか言っているようです。
学術会議と日本学士院を、ごっちゃにしている方までいます。
因みに、
日本学士院会員(人間国宝の学者版)終身ノーベル賞級の方々が150人おられて、年250万円。
文化功労者は現在800人で、年間350万円。
人間国宝は116人ということですが、年200万円。どれも、お一人あたりです。
日本学術会議の会員手当として総額約4,500万円だと官房長官が示されたようですが、単純計算で、お一人あたりにすると約43万円。
何だか、提言を一本も出していない等というウソが与党から出されていますが、私が調べただけでも、今年の分では9月30日までで67本ありました。
さらに、このところ答申が無いと言われる方がありますが、政府が「諮問」しなければ、「答申」の出しようがないでしょう。
行政の専門家ぶって、でたらめ言って、市民をだますのはやめてほしい。
政府が国の問題について”提言”をしていただく方々への敬意を持たないで、無駄な存在のように扱うのは、国として恥ずかしいです。
お金の問題で言えば、「官房機密費(領収書いらず)」。現総理は官房長官として、6年で74億円使ったという事。ブラックボックスもいいとこです。ここはどうなの?