10月26日(水)に、港南区原水協(原水爆禁止港南区協議会)の定期総会を開催しました。
最初に、副理事長として挨拶いたしました。
今年は、2月にソ連のウクライナへの国連憲章を踏みにじった侵略戦争が始まり、世界中が現実起きている戦争を目の当たりにするという事態が続いている中での総会となりました。
プーチン大統領が、核兵器使用を示唆し、世界を脅したことは核抑止力論が無力だということを示しました。核兵器使用を止める道は核兵器廃絶しかないことがますます明らかとなってきました。
6月には核兵器禁止条約締約国会議が開かれ、8月にはNPT=核兵器不拡散条約再検討会議が開催されました。この会議の期間中に、核兵器禁止条約の締約国・署名国は共同声明を発表し、「核兵器禁止条約とNPTとが補完関係にある」ことの認識が重要だと強調しました。
2つの条約が車の両輪のごとく「核兵器のない世界」に向けて前進することが急務となっているなかで、ますます原水協の運動が、市民への連帯を広げていく活動が求められています。核兵器廃絶に向けて被爆者のみなさんとともにこれからも力を尽くしましょう。
原水爆禁止世界大会広島大会への参加報告がされました。
ウェブでの大会参加の報告もされました。
核兵器と原発についてのDVD視聴がありました。
核兵器・放射能汚染への嫌悪・反発を避けようと、核の平和利用が実行されたことが、詳しく語られる内容でした。
元GE(ゼネラル・エレクトリック社)の原子炉技術者のデール・ブライデンボウさんは「なにかの原因で水蒸気が急激に流入したとき、その圧力に耐えられない構造になっていました」と語られています。
福島第一原発事故が予見されていたと思いました。
「GEが原発ビジネスに参入したのは、とても大きなビジネスになると予想されたからです。」
原発は一基約5千億円。巨大ビジネス。
1974年8月。電気事業連合会の朝日新聞への広告「原子炉が大事故を起こすとは、まず考えられません」
「繰り返し繰り返し広報が必要。」「政府が原子力を支持していることを国民に見せることは大事だ。」
電力会社は、原発立地地域へ、繰り返し寄付、寄付。
大勢の方に見ていただきたい、良く分かる内容でした。お問い合わせくだされば、ご覧になれるように連絡いたします。