先週、大雨の影響と考えられる川の水量増加で大岡川の護岸が崩れました。
現場に行きましたが、かなり深刻な事態です。
写真の重機が乗っている右岸側の護岸が先に崩れ、川幅を左岸側寄りに狭くしました。
そこで、河底が強い流れによって深くえぐられ、左岸側の護岸を浸食していき左岸側の護岸をも崩落させたという状況です。
6月14日、崩落事故が起きた現地、右岸側の状況。
むき出しになった護岸の土が、かなり柔かい土であるように見えます。
ここは二級河川大岡川の水位を監視する場所でした。その土台が崩れています。14日、災害緊急工事が始まっていました。
15日には右岸側は、河底の埋め戻し工事が砂利土を入れて行なわれていました。
下がり過ぎた河底をあげて、流れが強くならないようにしたいと治水事務所の方が話されました。
左の写真は、左岸側の14日の状況。
まっすぐだったフェンスが、護岸ごと下に引っ張られてVの字に曲がっています。
左岸側まで大きな影響が出
て、近所のみなさんは本当に驚かれたと思います。
15日には道路の一部復旧が行なわれていますが、応急措置でしょう。
ここより上流は横浜市が担当だそうですが、二級河川の大岡川のこの付近からは県の管轄になっていて、治水事務所があたっています。
今夜の雨で状態の悪化が進むことが無
ければと思います。
横浜川崎治水事務所に伺いましたが、古い護岸ではあったが、今回の地震の影響があったのかどうかは不明ということでした。