7月9日、物理学者の今野先生(元横浜国大講師)を招いて、原子力発電と、横須賀の原子力艦船についての学習会を行なった。
さすが物理学の先生だけあって、地球の誕生からひもといて、私たち人類が地球に誕生してきたことから話された。
40億年以上前に地球が誕生した時にはたくさんの放射性物質があり、生命の誕生できる条件が無かった。ところが、放射性物質の半減期が繰り返し訪れ、やっと生命誕生、人類の誕生となった。
ところが、人類は原子力をエネルギーとして利用し、爆弾・発電という形で、自然界には無い放射能を誕生させてしまった。
一度放出された放射能は元には戻らない。半減期をくり返し、無くなるまでの何万年と言う気の遠くなる時間を必要とする状況である。
このことを知れば、原子力発電や原爆を持つことがどんなに危険で人類とは相容れないかが分かる。