みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
まあ、聞いてください

雨水再利用地下貯水槽の沈殿した砂から1万6800ベクレルの放射性セシウムが

2012年3月30日

NHKのWEBニュースで「学校の貯水槽から放射性物質」と報道がありました。

横浜市立の小中学校18校で、雨水を再利用するため地下の貯水槽に沈殿した砂から国の基準を超える放射性セシウムが検出されたため、市教育委員会が、同じタイプの貯水槽がある44の学校で雨水の利用を取りやめるようにしたとのことです。

貯水槽の放射性物質について汚泥処理業者が調査して欲しいと依頼されて沈殿した砂の調査を行い、横浜市鶴見区の末吉小学校の貯水槽の砂からは、1キログラム当たり1万6800ベクレルの放射性セシウムが検出されていました。

他の17の学校でも1キログラム当たり8000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されていて、国の基準での埋め立て処理ができないということで、貯水槽に保管するしかないとして雨水の再利用はともかくやめて上水道の水をしようするとのことです。

8000ベクレルを超えたから埋め立てできないのでそのままにするしかないと、横浜市教育委員会が言っているわけですね。そもそも国際基準で放射性セシウム濃度が1kgあたり100ベクレルを超えたら低レベル放射性汚染物としてドラム缶に入れて封じ込めて管理するべきです。さらっと8000ベクレル超えたのでと言ってることが問題でしょう。

調査の結果、貯水槽からくみ上げた水洗トイレの水の放射性セシウムは検出の限界値を下回っていたとのことですが、出た値を知りたいです。確かトイレ掃除を子どもたちがしているのですよね。トイレの中の放射線量はいくらだったのでしょうか。「問題のない値」って?


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