みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
まあ、聞いてください

米軍のヘリコプターが神奈川県三浦市に不時着横転

2013年12月16日

16日午後3時半ごろ、「ヘリコプターが不時着したようだ」と住民から119番通報。

消防が駆け付け、米海軍のヘリを確認したのは、神奈川県三浦市三崎の埋め立て地。

ヘリは米軍横須賀基地に約束を踏みにじり母港化して居座っている原子力空母ジョージ・ワシントンの艦載機。

三浦市消防本部によると、乗組員の一人は「機器の故障でヘリの操作ができなくなり、不時着を試みたが、機体が横転した」と説明したとのこと。

県警は、メインローター(主回転翼)や尾翼が大破し機体後方部が折れたが、炎上は免れたと伝えている。

ヘリコプターはMH60S。輸送、救難、掃海など多目的の汎用(はんよう)ヘリコプターとされているが、米軍は使用目的を明らかにしていない。

乗組員4人のうち、27歳男性が骨盤を折り、31歳男性も右足骨折でいずれも重傷だが命に別条はないとのこと。

現場から約100メートル先に住宅地がある。

現場周辺には魚市場や漁協の関連施設、水産会社などが点在している。

県警は、米軍基地外で事故が起きた際の日米地位協定の運用改善を定めたガイドラインに基づき、現場の立ち入りを規制した。

そして、事故原因を神奈川県警が調査できるだろうか。

沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故も横浜市緑区住宅街への米軍戦闘機墜落事故も、米軍が立ち入りを規制し、県警は調査できなかった。


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