昨夜は、雪の中、横須賀に出かけた。
沖縄国際大学大学院教授前泊博盛さんの講演会が横須賀で開かれ、お話を聞きに出かけた。
アメリカでできない危険なオスプレイの訓練が、日本でできるのは何故か。
なぜ米軍は70年も日本にいるのかを話された。
私が住む港南区の上空は、軍用機は低い高度で飛んでいく。爆音もすごい。
ところが、民間航空機は遥か上空を飛んでいる。爆音を聞いたことは無い。
神奈川県上空をすっぽりと覆う米軍が管制する横田空域がある為に、
民間機は、この空域に侵入しないよう、燃料を余計に使って早めに上空に飛び上がって大回りしている。積乱雲に入る危険性もあるのに、日本の空を米軍が占領していて自由に航空プランは立てられないのだ。
米軍には至れり尽くせりである。その被害を一番受けているのが沖縄。
日本の法律が適用できない治外法権がまかり通っている。
先頃、三浦半島に米軍ヘリコプターが故障墜落したが、事故の原因、怪我をしたパイロットの尋問、事故機の調査も神奈川県県警はできない。
日本の国内に墜落したというのに米軍機の事故の調査もさせない。日米安保の地位協定が、こんなにおかしな事を許しているのだ。