午後は「憲法改悪を許さない5・3県民のつどい」に参加。
フェリス女学院大学の常岡(乗本)せつ子教授が講演されました。
安倍政権が、内閣法制局長官を更迭し、特定秘密保護法の制定を強行するなどし、憲法の解釈を変更、あるいは憲法を改定して集団的自衛権の行使を可能にすべきだと主張する根拠は何かと常岡先生。
5点にわたって説明されたが、第一番にあげられている「東アジアの安全保障環境が厳しさを増し、国民の生存と国家の存立を守り抜くことは、政府の重要な責務(2013年9月安倍首相)」などということより説得力があったのは、最後にあげられている「米国と中国との経済関係が拡大し、米国の日本離れが起こりつつあり、米国を引きつけておくために一層の防衛協力が必要」というものでした。
安倍首相が立憲主義の何たるかも知らない人物であることが明らかになりました。
安倍首相の私的諮問機関である安保法制懇は安倍首相のお気に入りの改憲論者ばかりであることと、私的諮問機関は何も拘束力を持たないということが明確になりました。
乗本せつ子さま、素晴らしい。明快です。