脚本家の小山内美江子さんをむかえて第18回ピースフェスタ港南が行われました。(8月1日)
フルートとピアノの爽やかな演奏を、素敵なドレスで演奏してくださって、夏の暑さを忘れるようでした。
夢輪(ゆうりん)で学ぶ子どもたちが、詩の朗読をしてくれました。
全国の子どもの詩を集めた詩集「おひさまのしずく」の朗読でした。
朗読する子どもたちはその詩に共感しているのでしょう。実感がこもっていて、素晴らしい朗読でした。
一人ひとりに、温かい拍手が送られました。
「日本国憲法前文」を歌にし学校の授業でもとりあげられているきたがわてつさんのミニコンサート。
「ヒロシマの有る国で」を全国区で平和の歌としてひろげてきた功労者でしょう。歌ってくれるかなと期待しましたが、この日は歌われませんでした。
もちろん「日本国憲法前文」を歌い、「祭り」を会場のみなさんと楽しみました。
そして、カンボジアなどアジアに学校をつくろうと運動をひろげている小山内美江子さんの講演。
安倍内閣の「集団的自衛権の行使を容認する」閣議決定に怒り心頭。
たった20人が良いと言っただけ。他のみんなはいやなんです。閣議決定イヤだとどこへでも行きますと力強く話されました。
「満ち足りたものは満ち足りぬものに分け与えようと、どの宗教でも、お釈迦様もキリストもアッラーも言っている。」「私たちは血を流しません。汗を流します」と自らの活動を紹介されました。
その仲で、ヨルダンの人から「日本は素晴らしい9条がある。世界と戦争しないと約束していて素晴らしい」と褒めてもらったと。イランでは「我が息子は兵隊に連れて行かれるけど、あなたの息子は連れて行かれないよね」と言われたことも話されました。
戦争しないと誓った国、9条のある国と世界の人が知っていることを誇りに思おうとあらためておもったお話でした。
最後に会場と舞台が一緒になって、ピアノとフルートの素晴らしい伴奏付きで、「翼をください」と「ふるさと」を歌いました。
参加は、会場いっぱいの290人でした。
暑い中、平和への思い決意を新たにした一日となりました。
実行委員会のみなさん、ありがとうございます。