平和大通りは交通規制が行われて車道も歩けるのですが、式典参加の子どもたちは平和公園へと歩道を進んでいました。式典前の様子。多くのみなさんが慰霊碑に花を手向けていました。私も式典前に慰霊碑に参拝しました。
広島市秋葉市長の「今こそ日本政府の出番。非核三原則の法制化」に思わず「そうだ」と声を出して言ってしまいました。本当に,本気で被爆国政府の役割を果たしてもらいたいと思います。
菅直人首相の入場に被爆者・遺族者席(私もここに座りましたが)から拍手がぱらぱらとありました。これに笑顔で手を振る首相。どのような気持ちで手を振っていたのでしょうか。退場の首相に「また,来年首相で参加を」の声がかかりました。ちょっと皮肉にも聞こえました。地元のみなさんとしては毎年違う首相があいさつに来ているのを実感しているわけです。
8月6日当日の記者会見で、核抑止力論を展開した首相。この日にこの発言をする首相に私はあきれてしまった。被爆者の願いをここまで踏みにじる発言をまさに現場でするとは。
今年の祈念式典での最も強い印象は、ハン・ギムン国連事務総長の力強いあいさつでした。とても印象的でした。心がこもるというのはこういう事だと思いました。
祈念式典の後、原爆ドームに向かいました。