現実とも思えないような、むごい状況が目の前で起こっています。地震で家が壊され、そこへ信じられない高さでの津波が押し寄せてきました。
見事に整地され、種を蒔きこれからの芽吹きと成長を期待したその畑を、がれきや船を乗せた海水が容赦なく呑み込んでいきました。
道路に立っていた人々を、何もかもがごちゃごちゃになった怪物のような流れがものすごい勢いで迫り呑み込んでいきました。
街の中を、大型の漁船が、壊された家の屋根や、家そのものが、自由にぐいぐいとなめていきました。
こんなことがあっていいの?自分の家がそんなことになっているのを見て、人は普通でいられるのかしら。
恐ろしく、心細く、冷酷な仕業に戦慄します。
こんな目にあった被災者の方々にかける言葉もありませんが、ともかく何とか支援していけたらと思い、今日から募金活動をすることにしました。
小さな子どもたちが募金を入れてくれました。「故郷があそこにあるんです」と言われて涙を流しながら高齢の方が募金されていきました。みなさん本当にありがとうございます。日本共産党が責任を持って現地被災者のみなさんの救援となるよう届けてまいります。