11月22日、JR石川町駅からすぐの神奈川労働プラザで開かれた「カジノ解禁と横浜誘致について考えるシンポジウム」参加しました。
「カジノ誘致に超熱心な林市長と横浜の自民党」横浜市会議員古谷やすひこさんの報告。
誰が横浜にカジノを誘致しようとしているのか!?
市議会は、自民党を筆頭に圧倒的多数がカジノ誘致に賛成の模様です。ところが、市民は、誘致に反対が61%、賛成はわずか10%(共産党横浜市会議員団の市民アンケート調査で)の意志が示されています。経済対策に値しない物とまとめられました。
「医師からみたギャンブル依存症の実態」うしおだ診療所精神科医師野末浩之さんの報告
日本のギャンブル依存症患者は536万人ー厚生労働省研究班の2014年8月20日という事実があるが、日本ではギャンブル依存症に対する社会的な認知が乏しく、行政の取り組みも立ち遅れていると指摘します。
驚きなのは、ギャンブル開始年齢は平均20.2歳(13歳〜45歳)と大変若いこと。そしてこのギャンブルのための借金開始年齢も27.8歳(19~65歳)と若いのです。アルコール依存症には、20年くらいかけてなるのに、10年足らずの短期間で依存症になってしまう恐ろしさを実感しました。そして、結構高学歴の傾向がある事もわかりました。
そして、「配偶者の精神科的疾患」についての報告では、病的賭博者の2大特徴が、「借金」と「嘘」ということで、これによって配偶者が追いつめられ精神的疾患を持つようになるという事が明らかにされました。
つづく