「ヒバクシャ国際署名」を
2017年度予算特別委員会の国際局審査で、古谷やすひこ議員（鶴見区選出）が、市長のヒバクシャ国際署名に対する態度について質問。
ヒバクシャ国際署名は「被爆者は、すみやかな核兵器廃絶を願い、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことをすべての国に求めます」という内容の署名である。
林文子市長は、ヒバクシャ国際署名にまだサインをしていない。 ２月22日の予算代表質問で、日本共産党は、林市長にヒバクシャ署名にサインのする意志があるのかただした。
市長は「３月下旬から、国連においての交渉を見守ってまいります」と答弁。
古谷議員は「なにを躊躇しているのか」と市長の姿勢をただし、もっとピースメッセンジャー都市の称号にふさわしい主体性をもって取組むこと求めた。
「こども食堂」に運営補助金などの直接的な支援を
北谷まり議員（保土ヶ谷区選出）は、子ども青少年局審査で子どもの貧困対策について質問。
昨年、横浜市が策定した「子どもの貧困対策に関する計画」の事前調査では、家庭に０歳～24歳未満が一人以上いる6,000世帯を対象にアンケートを行った。
その調査で、「子どもだけでごはんを食べることがあるか」との問いに「よくある・ときどきある」と答えたひとり親世帯は46.3%、貧困状態の世帯は36%。
「必要な食料が買えないことがあったか」との問いには「よくある・ときどきある」と答えたのはひとり親世帯は16.6％、貧困状態の世帯は19.0％。
そのような現状の中で、現在活動している「こども食堂」が提供している食事数などの現状を市がしっかりと把握し、支援が必要な子どもをつなげ、運営に補助金を交付するなど、既存の「こども食堂」に直接的な支援をすべきだ主張した。
こども青少年局長は「モデル事業などを通じて必要な対応を検討する」と答えた。
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