2月5日(火)、日本共産党横浜市議団は、2019年度予算議会に向けての市政懇談会を開きました。40人が参加しました。
市民要望が一歩前進!大型開発優先・大企業奉仕は変わらず
あらき由美子団長(南区選出)が、2019年度横浜市予算案の特徴を説明し、一般会計(1兆7,615億円)のうち、市民の運動と9人の党市議団の取り組みで前進した施策として、小児医療費助成(通院)の年齢拡大(小6→中3)、小規模事業者向け融資枠の拡大、平和事業関連予算1.5倍化、介護人材確保予算2.4倍化、敬老パスの継続、ミニバス等を運行する地域交通サポート事業の運行経費への直接補助の開始などを紹介。
一方で、「大企業奉仕、大型開発優先は相変わらず」だとして、福祉、子育て・教育、防災、生活道路の改善など市民の切実な要望に応えきえていない実態があると指摘し、予算審議を通じて、市民むけ施策を充実させるために、全力をあげる決意を語りました。
参加された方々からの意見・要望
特養ホームにウォシュレット整備をなど、13人から発言
参加した市民からは次の声が寄せられました。
●「妻が特養ホームに入ったが、入浴が週2回の施設で、トイレはウォシュレットになっていない。せめて排泄は清潔にさせてあげたいのだが。テレビも大部屋で一台なので本人の希望のものは見れない。早めに施設に入れてもらえたのは良かったが、事業者に改善要望をしても難しい返事。市政の支援があればどんなにありがたいか」
●「敬老パスが継続されて良かったが、住宅にかかる費用で、年金がなくなってしまう。高齢者が安心して暮らせる施策を強化してほしい」
●「作業所の工賃が低すぎる。消費増税も障害者に重い。やめさせてほしい」
●「新しいマンションが次々と建てられているが、緑の破壊や将来のまちづくりの視点でどうなんだろうか」「みどり税をとられているが、緑が増えているようには思えない」
●「教育現場では、教員の病休、産休が重なると校長先生が担任担当するクラスもあると聞く。酷い場合は、担任不在になることも。子どもが犠牲にならないよう教員増を急いでほしい」「教員の多忙化問題は、教員増しないと解決しないのでは」
●「横浜駅西口の金持ちの外国人向け高層マンションに市民の税金を使って45億円も支援するなんておかしい」
●「ハマ弁の予算を拡大ではなく、中学校給食の実施を行ってほしい」「ある他会派の議員は、中学校給食実施にかかる費用の問題を指摘している。費用は問題にならないことをもっと知らせるべきでは」
●「保育の無償化の持続性に向け、市独自の取り組みが必要」
●「ある学童保育の現場では、アパートの小さな部屋に子ども達が沢山押し込められている現状がある。行政が支援強めてほしい」など。