写真は、新横浜方面に向かって右側。大きく陥没し、水が溜まっている。
港南区のほぼど真ん中を横切り新横浜へとつながる環状2号線道路。
港南区内での工事では、沿線の方々への多大なる犠牲を強いながら進められた経過がある。
そして、2001年には「第13回全国街路事業コンクール」で、国土交通大臣賞を受賞した、横浜市の大事業である道路にでっかい穴が二つあけられた。
6月12日と30日。
二度あることは三度あるではないのか。
原因はまだ調査中だ。
しかし、軟弱地盤がそこにはあることは明らか。
道路の真下は今、相鉄・東急直通線のシールド・トンネル工事が進められていて、その工事が原因かもしれないのだ。市民の安全安心に責任を持ち、環状道路を維持管理する横浜市・道路局として、重大事故となったかもしれないと、市長はもっと大騒ぎして、相鉄・東急に迫るべきではないのか。
工事による地下水の水位変動等に伴う地盤沈下発生の可能性、
生活環境への影響に関する懸念があって、
地盤変動等の監視、事実判定や、
発生原因の客観的かつ公平な判定を目的とした
専門機関「相鉄・東急直通線地盤変動監視委員会」を設置し、
「測点」での計測を行うなどしている。
1つ目の穴は、現在ほぼこの真下でシールド・トンネル工事をしていて、
中央分離帯に設置されている「測点」で、沈下の挙動を観測したので検査をしていた目の前で陥没。
2つ目の陥没(今回)は、約1か月前にすでにシールド工事が終わった地点。
地図で分かるように「今回発生個所」の近くを、「横浜北線」のトンネルがさらに深く通っている。
こちらは、通行人が気が付いて通報。
徹底した原因究明を、横浜市が深くかかわって行うこと
今回のシールド・トンネル工事そのものは、地表面から18メートル地下かもしれないが、その上は12メートルもの軟弱地盤がある。
まさか、地層がまっすぐな訳はない。
軟弱地盤への改良工事はなされていたのだろうか。
徹底した原因究明もなく、現在道路の通行は3車線のうち既に2車線が通行可能となっている。
本当に大丈夫なのだろうか。
来週その資料をもらう予定である。