みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

一人はみんなのために、みんなは一人のためにー原爆症認定訴訟で

2011年2月12日

今日、横浜のエクセル東急ホテルで、「原爆症認定訴訟神奈川 終結記念のつどい」が開かれ、参加しました。

神奈川の原爆症認定訴訟は、私が県議の時に始まりました。

私は、提訴された時に横浜地裁に駆けつけて以来、個人として支援に参加してきました。

神奈川訴訟は、2009年11月に横浜地裁判決で勝訴し、その後の認定を含めて原告13人全員の認定を実現させることができました。

まさに全面勝利で終わりました。

終結記念のつどいの舞台で、神奈川弁護団事務局長の小賀坂弁護士と「相生橋」を作詞作曲した折本弁護士が熱唱。

原爆症認定訴訟の意義は、原爆被災者に対する完全な救済、すなわち国家補償の実現と、アメリカの核の傘に依存する日本政府の核政策を転換させ、核兵器廃絶に資するというものです。

神奈川弁護団長の木村和夫弁護士の言葉をおかりすれば、「現状においては、残念ながらその何れも成果をあげていません。」

写真は、右端が原爆症認定訴訟神奈川弁護団事務局長の小賀坂弁護士、そのとなりが原爆訴訟かながわ支援の会事務局長であり、神奈川県原爆被災者の会事務局長の中村雄子さん。

まだ、全国で裁判が続いています。原爆症認定申請は却下処分が激増しているということです。政府はこれまでの被爆者援護行政は間違ってはいなかったと居直っています。

アメリカの核への依存政策もまったく変わっていません。

そうではありますが、とにもかくにも神奈川では、裁判での闘いはひとまず終わった、勝利できたと確認したいと思います。

神奈川県原水協の長沢さんから、これから取り組む国際署名の提起がされました。今度の署名の賛同者には、ジュリーも入っています。


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