「見事散りましょ国のため」1945年に終戦を迎えたその時まで、お国のために子を産み育て、「見事散りましょ国のため」と戦場に送り出した日本の国と国民。戦争反対と言えば非国民、国民じゃないと牢屋にぶち込まれた77年前までの日本。
2015年に安倍内閣が強行成立させた安保関連法。日本が直接攻撃されていなくても、政府が「日本の存立が脅かされる」と判断すれば、自衛隊は他国に武力行使できるようになったが、憲法9条が歯止めとなってきた。政府は戦争しません。国民を戦場には送りません。と誓っているからだ。
今、戦場に自衛隊を送り出す準備が着々と進められようとしている。歯止めとなっている9条の改憲だ。自衛隊を憲法9条に明記して「違憲論争に終止符を打つ」と繰り返してきたのは安倍晋三氏。歴代政権が自衛隊は違憲ではないと述べてきたのに、「違憲論争に終止符」とは?ただただ歯止めを取り除きたいということ。
この「違憲論争に終止符を打つ」改憲が、安倍晋三氏の「供養になる」「志を共にした私たちの務め」と自民党内からの声が上がる。
改憲が、安倍氏の供養になったり、自分たちの志を遂げることだと隠さない。
やはり、77年前のように、時の為政者は国民を置き去りだ。
しかし、そうはさせない。この国の主人公は国民だ。主権者国民の幸せのために働き、戦争しないことが政治の役割だと、はっきり求めよう、主張しよう、声を挙げよう。戦争しないと決めた憲法こそ希望。