毎年、私が住んでいる上大岡第一町内会の子供会も参加して、大岡川の清掃と植栽が行なわれています。例年、6月の初旬の日曜日だったと記憶しています。
福島原発の後、私は、大岡川の河川敷遊歩道(青木神社付近)の放射線量測定を11月に行ない、地表で0.44μSv/h(1時間あたりの空間線量)の値が出ました。夏の清掃時には、これ以上の値であったろうと思います。3月以降どれだけの大水がこの河川敷を洗っていったでしょう。それを考えると、6月の清掃時の汚染は相当だったと考えられます。子どもたちが川での清掃をするのを止められなかったことを悔しく思いました。
区、市、神奈川県に行政としての再測定を要請しましたが、行なった形跡はありません。大岡川の管理者である県は再測定を拒否しました。
このような値では、川の清掃を子どもたちにさせてはならないと思っています。
大岡川の河川敷は継続して測っていくことにしました。
今年の3月12日、昨年測定したところより上流部分の、港南中央通にある「ふれあい公園」の水辺の遊び場を測定しました。
港南区役所で借りた、HORIBA製 シンチレーション式環境放射線モニタ PA-1000 Radiを使用しました。載せてある写真は全て、この時のものです。
地表1cmの高さで、10回測定し、最大値が0.347μSv/h、最小値が0.332μSv/h。
12月に測って以来、大雨が何度もありましたから、それまでにあった放射性物質は海に流れていったと思いますが、新たに上流から流れてきたものもあるのでしょうか。まだ、この値です。
その後、3月25日にウイリング横浜で行なわれた、「みんなで上大岡を考える会」に参加し、大岡川の放射線量測定をおこなった結果を報告しました。そして、町内会からも区や市に対して、大岡川河川敷の再測定を行ない、安全を確認すること、子どもたちの清掃については,考えて欲しいと発言しました。
この会には上大岡連合町内会の各町内会長さんなど、大岡川の清掃に係っている方々が参加されていましたので、動いていただけると信じています。