かねてより計画していた、北部汚泥資源化センターに市民の皆さんと調査に入った。
写真の後ろに写っているのは、下水汚泥焼却灰で、汚染濃度が高いもの。
教育委員会教育施設課、こども青少年局、資源循環局と3局の方々が、説明。
市民からは、ホットスポットの除去土壌などの核種測定、ベクレルの測定がされていない問題点の指摘、埋めたとするマイクロスポットの土壌の除去などの要望も出された。
自分の子どもの学校に保健されていた、指定廃棄物を見つけて「ほっと」したとの声に、まずは良かったと思えた。
埋めて処分したとの説明に、土に埋めるという処分はありえないとの指摘もされた。
8000ベクレル以上を示している、指定廃棄物の置かれている中は、いい気はしない。
なんだか、放射線に曝露している感じがする。
これが、子どもたちの毎日生活する場に置かれていて、安心なんだと説明していたことが、異常だ。
移動させるべきとの、主張は、まことにまっとうなものだったと思う。
横須賀市で、埋めていたものを掘り起こして保管したのは、横浜の動きがあったからと、横須賀から参加の方からの発言があった。
地元の学校で、高い放射線量が示されていた土壌について、本来は、土壌測定すれば、8000ベクレルを超えているかもしれないとの心配の声が出された。
今回持って行ったシンチレーションサーベイメーターでの測定で、0.7マイクロシーベルト/時が示された土壌もあり、6年たっても当時とほとんど変わっていない汚染状況が明らかとなった。
これからも、子どもたちの安心のためには、さらなる取り組みが必要だ。
また、この運動は、福島の皆さんの安全安心にもつながっていると確信する。
まだまだ、終わらない。
みなさん、そんな思いに溢れている。
原発いじめ問題が起きた点でも、放射能を気にするなんて、どうかしてるという、意識がそこにはないか、教育委員会など、市全体に問われていると思う。