全国都市緑化よこはまフェアの最終日直前、横浜の街が花で溢れている最中に、開かれる横浜開港祭に、
なんと自衛隊の護衛艦とパトリオットPAC2が展示されるということで,横浜港大さん橋国際客船ターミナルに行った。
三々五々,そぞろ歩きのみなさんと一緒に,大さん橋へ。
近づくとすぐに,護衛艦の巨大な姿が目に入る。
持ち物検査の前に、金属探知機をくぐる。
大桟橋では、CIQプラザ(税関・出入国管理・検疫施設)があるので、ここの金属探知機を自衛隊が借りたという。
借りれるんだ!ということで,調べたら確かに普通に貸し出している!
また、大桟橋の公報では
「海上自衛隊護衛艦『たかなみ』が山下側Bバースに着岸しました。2日・・と3日・・、一般公開される予定です。横浜開港祭2017実行委員会からの依頼を受け、自衛隊広報活動の一環だそうです。」
とされているが、これでは、開港祭実行委員会が、自衛隊の公報活動をしていることになる。
え、え?
実態は、自衛隊の音楽隊を要請したら,パトリオット展示を逆に自衛隊から要請されてこれを受けたものだ。
護衛艦「たかなみ」に乗船。
魚雷や、ミサイル、アンテナとセットされてオートマチックで弾が出る機銃など、護衛艦は武器の固まりだ。
ヘリコプターも二機搭載可能と。ヘリコプターだけ乗せて動く艦船で良いのにと思う。
船から降りて,地対空 誘導弾パトリオットPAC2の前に行く。
これをどれだけ並べて発射させたら,飛んでくるミサイルを撃ち落とせるんだろう。
この前の北朝鮮が海岸に戦車みたいなものをずらっと並べて,火炎を上げている様子が写ったが,日本海海岸線にずらっと並べるんだろうか。
こんな無駄はない。
外交努力、対話、民間の友好親善の取り組みなどこそ強めていくことだと、改めて思った。
そして,国際友好都市横浜の市民が祝う開港の祭に、武器の展示は似合わないと,あたらめて強く思った。
お土産にはパトリオットの動くおもちゃも。未亡人製造機だよ。
熊さんと武器が一緒に展示って・・・。
こどもサイズの迷彩服も用意して写真コーナーも。
最後に、艦上で色々と説明をしてくれた若き自衛隊員のみなさんが,国の命令で海外の戦場に送られることなどあってはならないと思った。