8月2日(水)横浜市開港記念会館には、200名を超える市民が集まった。
横浜市教育委員会が行う、特別の教科「道徳」の小学校の教科書の採択審議を傍聴しようと集まった。
これに先駆けて、教育委員会前では、教科書採択に対して、傍聴数の少ないことに抗議するや、検定をすり抜けた内容的には違法な教科書の採択が行われないようにと求める集会もあった。
傍聴希望した市民は、全員で211名。しかし、市教委は非情にも20席+4席(夏休みでこどもの傍聴積分をプラス)の抽選会を行った。24名は、関内駅前の教育委員会へと移動した。
残された、はずれ組は、開港記念会館のホールで音声のみの聴取。
今の時代に、音声のみとは。。。。「ツイキャス」「資料」などの要望を出したが、現場の委員会職員すら資料を持っていなかった。
さて、高校、特別支援学校、小中の特別支援教室の教科書は、それぞれ学校から出された教科書リストが認められた。
そして、「道徳」教科書の採択。
6人の教育委員は、どの教科書がということは最後まで表明しないままの議論となった。
採択にあたっては、前回も間野委員が「無記名投票で」と提案したが、今回も提案し、無責任きわまりない「無記名投票」での採択となった。結果的には、時代錯誤の法律に抵触しかねない教科書は、誰1人選ばず、「東京書籍」3対「学校図書」3の中で、岡田教育長が2票目!を行使して、「学校図書」の教科書が採択された。
議論の中で出された意見を紹介する。