日本共産党横浜市会議員団の荒木由美子団長担当の常任委員会で、カジノ住民投票条例案の審議がされました。
コロナ感染拡大の中で、審議を慎重にすすめようと、継続審議の提案もされましたが、賛成少数でかないません。
最後に、条例案への採決で、「賛成」に手を挙げている左側手前から、豊田議員(無)、荒木議員、小粥議員(立フォ)議員、正面左藤崎議員(立フォ)、傍聴席に、みわ智恵美(右端)います。
今日は、テレビカメラが、2台入っていました。
採決の瞬間は、一斉に記者全員が立ち上がってシャッターを。写真右端に立ちあがっています。
そして、委員会後の市民の会の報告集会の様子です。カジノ住民投票条例直接請求代表者の藤田さんが、挨拶されました。
立憲・無所属フォーラムから、委員会の副委員長である藤崎浩太郎議員が連帯挨拶されました。
荒木由美子団長も連帯挨拶。
明日はいよいよ本会議。古谷議員が賛成討論に立ちます。
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本日は、他会派の意見をご紹介します。音声から、書き起こしたものです。
反対されている理由はよくわかりました。
自民党 松元 研議員の委員会最終の発言
「 本当に長い間みなさんと議論させていただいて、陳述人の方々からも本当に、普段耳にすることができないような貴重なご意見なども伺わせていただきました。
また、我々もこの条例住民投票条例に関しては、地元の中でも、地域の方々に説明をし、皆さんの意見を伺いながら、自分なりの考え方をまとめ、そして団の中でも皆さんと共に慎重に議論を積み重ねてきました。
そのような中で、今日も色々と議論がありました。
地方制度調査会や学者などの有識者からの住民投票制度の課題、また、横浜IRの詳細がまだ決まっていないこと、住民投票の対象であるIRは、市内の一部特定地域の開発計画であり、大阪都構想や特別自治市のように、本市全体に関わる基本的な実制度の変更ではないということなどから、住民投票を実施するべきではないと考えています。
自民党横浜市会議員及び無所属の会としましては、横浜イノベーションIRは、横浜市の将来を見据え、区域整備計画の策定にあたり、民意をしっかりと受け止め、引き続き代表民主制のもと、IR補正予算に、付帯意見をつけて賛成をしたところですが、まだ付帯意見が全て履行されていないという状況、まだまだ、今後も議論を深めて、計画が作られ、議会としても最終的に、これから判断をしていくべきだと考えております。
以上、我々の立場を表明をさせていただきました。
もうお一方、酒井 誠議員 自由民主党・無所属の会 港北区
「3人の陳述人から話をきいて、我々の会派として重く受けとめせていただきたいと思いますし、これだけ、議員の中で、色々と議論させていただいたことはありがたいことだなと思います。
今、徳島の事例がありましたが、私の意見ですが、そこにあった住民投票のあり方みたいのがあると思います。
86人の議員の中で全て合わせると100万票ぐらいのみなさんの負託を受けていると我々は認識している。
その370万人のうち100万人の意見を背負いながら、我々は日々活動をしておるわけでございますけども、そこで言い方ちょっとあれですけ、仕事を投げてしまって、他の皆さんにお聞きして、その声を持ってっていうのは、我々の通常の仕事からして、やるべきではないと自分では思っていますし、地域では、色々なことがあるたびに、みなさん方にお聞きしたり、19万人はあるけど、それぞれの意見を頂きながら聞かせていただきながら議会活動をしているので、徳島の事例は徳島で、それはありだと思いますが、我々はそれが横浜の住民投票条例につながるとは申し訳ないが、考えていません。」