2025年6月1日(日)横浜市従業員組合の家庭保育福祉員支部の第54回定期大会に参加させていただきました。新支部長の佐藤悦子さんと固い握手。

今回どうしてもお伝えしたいのは、2点あります。
タイトルにもありますように、
「子どもたちの笑顔と未来を守るー健やかな成長が保障される保育環境を」作るには、働きかたの改善が何よりも大事です。
ところが、横浜市の家庭的保育事業では、定員より一人でも子どもが少なければ横浜市からの資金が削られます。
家庭的保育事業は、0歳から2歳までの保育を、定員3人型と5人型で行っていますが、5人いた子どもが、認可保育所に入れたと、途中退園する場合は度々あります。
そうすると、1人分が抜けたと資金が削られてしまうのです。
しかし、0歳や1歳ですから、その欠員はしばらくすると埋まるのです。
ところが、保育士や支援員をすぐに雇用できる保障はありません。
ですから、資金が削られても、すぐに人を雇用するのが厳しいのが現状ですので、その間は持ち出しで、雇用をつなげておくわけです。
市として、3人型には3人型の5人型には5人型の定員定額払いを行うのは、健やかな成長を保障する保育環境を作るのに当然の措置だと思います。
さて、もう一つは、驚いたことと関係あります。

例えば、長年にわたって、ご自身が家庭的保育事業を行っていた保育士さんが、他の事業者の「子育て支援員」をすぐにはできないのです。
たとえば、認可保育所などでは、保育士であれば、すぐに保育士としてでも働くことができます。
ところが、家庭的保育事業所では、子育て支援員の研修修了者しか認められないのです。
お金が出ないのです。
保育士が保育をできないとはどういうことでしょうか。
子育て支援員研修の受講方法を働きながらでも認める等、柔軟にすることや、保育士は直ちに子育て支援員として働けるようにすべきではないでしょうか。
しかし、色々と、大変だけれども、みなさん本当に頑張っておられます。
大会に参加して、子どもたちの笑顔のために頑張る皆さんの姿に大いに力をいただきました。
共に頑張りましょう。