国連本部で開かれていた核不拡散(NPT)再検討会議が、5月28日閉幕しました。
再検討会議は、全会一致で最終文書を採択しました。
「核兵器の完全廃絶に向けた具体的措置を含む核軍備撤廃」に関する「行政計画」に取りくむ事で合意しました。
行動計画の第一には「すべての締約国は核兵器のない世界を達成するという目標に完全に合致する政策を追求する」ことが明記されました。
何一つ合意できなかったと言われる失敗した2005年。今回、最後に全会一致の合意となったのは、核兵器廃絶を願う力強い国際世論、被爆者の行動がその大きな背景にあったと思います。