政府が「女性手帳」をつくり配るために税金を使うとのこと。
何のためにとみると、10代からの身体のメカニズムや将来設計について啓発し「晩婚・晩産」に歯止めをかけることとのことです。
女性が自らの身体について詳しく学ぶ機会を10代から充実させることは大切です。
しかし将来設計について啓発し「晩婚・晩産」に歯止めをかけることがねらいとなると黙って入られない。
まず女性の賃金を上げること。産休育休をとっても会社を辞めなければならないような状況をなくすこと。安心して子どもを預けることにできる認可保育所を増やすこと。男女ともに子育てできる労働時間にすること。
少子化を防ぐためにすることは政治の責任としてこんなにたくさんあるのに、少子化を深刻にしてきたこれまでの自らの政治への反省が無いことがさらに大問題。
いつ何人子どもを産むか産まないかは個人の自由で、女性の重要な自己決定の権利です。
国際的に見ても恥ずかしいし、税金のムダ使い。
すぐに「手帳」導入の検討は撤回するべきです。今でしょう。
リプロダクティブ・ヘルス&ライツ(生と生殖に関する健康と権利)って分かっていますか安倍さん。