今朝、携帯電話を開いたら、昨日20日に、福島県浪江町議会が、「状況はコントロールされている」との五輪招致のIOC総会での安倍首相の発言に対して、抗議する意見書を全会一致で可決したとのニュースが、飛び込んできた。
早速ネットでこのニュースを検索する。
原発から1日300トンの汚染地下水が港湾内に流れ出ていることを「非常事態」と指摘して、「(首相の)無責任な発言に強く抗議する」とし、事故収束宣言を撤回すること、国が汚染水の漏れ出しに対して直接管轄して解決するよう求めているが、当然だ。
また、町民の震災関連死が「290人を超える」と告発し、首相に現場の声を聞けと訴えている。
町議会は同日、首相や環境相、経済産業相ら政府関係者8人宛てに意見書を発送しているとのことだ。
(朝日新聞デジタルニュースから一部引用させていただきました)
残念ながらまだ,浪江町のHPには載せてない。
http://www.town.namie.fukushima.jp
日本共産党は、
福島第1原発の放射能汚染水の危機打開のための緊急提言
2013年9月17日 発表した。
この間日本共産党が、内外の技術や知見を結集し、国が全責任を持って危機を打開することを求めていたので、やっとではあるが、「国が前面に出て、必要な対策を実行していく」「内外の技術や知見を結集し、政府が総力をあげて対策を実施する」(9月3日、「汚染水問題に関する基本方針」)としたことは、大きな一歩である。
これを本物にするために党が発表した、この緊急提言を活かして欲しい。
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2013/09/post-544.html