山下公園に接する山下ふ頭では、国内外から多くの人を呼び込むとして、大規模集客施設の立地、滞在型リゾート空間の創出を目指して、倉庫移転補償など基盤整備だけで約500億円の市費を投じる再開発がすすめられている。
安倍首相は、「家族連れで楽しめるエンターテイメント施設、国際会議場・展示場を一体的に運営し…国際競争力の高い滞在型観光を実現する」とカジノ実施に躍起になっている。
この国の動きと山下ふ頭の開発計画は、一体のもの。
山下ふ頭は、交通アクセスが悪く、他都市とのカジノ誘致合戦に勝つためには、その改善が不可欠だとして、市は様々な取り組みを計画している。
約300億円かかるかと試算される新港ふ頭と山下ふ頭を結び山下公園前を通る海底トンネル計画(約1.5キロ㍍)の事業化。
横浜駅方面から山下ふ頭間を走行する「連節バス」
その後さらにLRT(次世代型路面電車システム)導入を計画も。
この間の市長発言では、カジノ誘致のトーンが下がってみえるが、総額一千億円以上もかけて、カジノ誘致の条件整備は着実に進めている。
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