今年で23回目を迎える「平和のための戦争展inよこはま」が、横浜駅西口の県民センターで、今日と明日開かれている。
時間は、10時から19時(3日は18時まで)まで。
藤沢に調査に行く前に立ち寄った。
領土拡大、資源奪取で日本が始めた戦争で、
5月29日の横浜大空襲から73年だ。
横浜大空襲は、
横浜市中心部を攻撃目標として、アメリカ軍のB29編隊517機が、
約1時間にわたって
約44万個の焼夷弾を投下。
町は焼け野原に。
8千人とも1万人ともいわれる命が奪われ、
市民の約半数の31万人が被災した。
当時の写真が、語る。
ベトナム戦争でアメリカ軍が大量に使用した枯れ葉剤の影響で、様々な奇形をもたらされた人々の写真が展示されている。
戦争が終わって何十年も経っているのに、ダイオキシンの猛毒は、今もベトナムの人々を傷つけ苦しめている。
切なく苦しい写真が胸を締め付ける。
今年は初めて、横浜大空襲など各地の空襲で焼け出された人々を、
北海道に集団疎開させた国策「拓北農兵隊」の資料展示がされていた。
また、中学生による朗読劇の「焼け跡に生きるー戦争孤児の記録」が行われた。(私は見ることができなくて残念)
明日も大勢の方に来てもらいたいと思った。