11月8日(日)秋晴れの下、磯子区にある横浜市立根岸中学校で行われた「市総合防災訓練」に行った。
プールセンターが駐車場として準備されていたが、京急とJRを乗り継いで行った。
中学の門を入ると、まず検温。
新型コロナ感染拡大防止の取組みだが、何度やっても非接触型での検温ができない。
私のおでこに陽の光が当たっているせいではないかと、お陽様を背にして充ててみると、計測OK。
ほっとして、今度はアルコール消毒。
これで、無事テントの自分の席に着席。
今年度の訓練は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模、時間を縮小して実施。
参加は約 300 名で地域住民、横浜市立根岸中学校生徒約 100 名・消防・行政、関係機関などだ。消防団は磯子区地元消防団のみ。
例年は約 1,000 名程度で行われ、一般市民の見学も可能だった。
さて、大規模地震が発生という想定の下、訓練が開始された。
私たちもテントの中で、頭を抱えて姿勢を低くした。
後は、見学。
根岸中学の生徒さんたちや地域住民が壊れた家の中からけが人を助け出し、救護所に運ぶ。
火災も発生か。煙が上がってきた。初期消火だ。
災害対応の指揮本部が立ち上がってきた。
誰が総指揮者なのか、よくわからない。それぞれの現場は必死だ。
災害現場では、車の中に閉じ込められた人を救助する活動が行われている。
救助されてきた方々のトリアージが医療班によって行われている。
建物の中に取り残されているけが人を担架に乗せて、ロープで救助する消防隊。
地上では、車の屋根を切り取って救助の準備。
建物内のけが人の救助が終わり、建物から非難する消防隊員。
建物の火災への一斉消火は、消防団員と消防隊員が一緒になって行っている。
訓練終了。勢ぞろいで、市長挨拶を副市長が代読。
それぞれが、現場で頑張っているのだが、それぞれの訓練の報告が聞こえないのがちょっと残念。聞こえるようにできないのだろうか。
昨年は台風上陸で、訓練が中止となったが、まさに台風の直撃・ゲリラ豪雨を受けた都市型風水害への対応に奔走した。
とにもかくにも、今年はコロナ禍の中でも防災訓練できてよかった。
皆さん、お疲れ様でした。